先日仕事から帰る途中、ビールを買うためにコンビニに寄りました。
店に入って冷蔵庫の前に行った時点で重大な事実に気づきました。

はろー!けーけーです。
習慣って恐ろしいですね・・・なんとなくコンビニに寄って、なんとなくビールを買って、なんとなくテレビを見ながら飲む。
普段の生活や仕事で「なんとなく」当たり前にやってしまっていることを疑うのはとても重要だと思います。なぜなら”当たり前を疑う”という姿勢は質の高い仕事を生み出すことに直結するからです。
例えば仕事において日常的にやっている“メールを書く”という行為。
ちなみに今回はメールテクニック的な記事ですが、「社内公募には絶対応募すべき」とか「同期と群れるのは無益」といった正社員登用された僕が気をつけていた行動原則について書いた記事も参考にしてみてください。
ルールはたった1つ。脱「お疲れ様です」
「お疲れ様です」=何も考えてない宣言
メールを「お疲れ様です」から始める人はとても多いです。
僕も以前はそうでした。とりあえず「お疲れ様です」と書けば体裁が整う感じがして安心するからです。
しかしある事に気付いてからは基本的に「お疲れ様です」で書き始めるのをやめました。












少なくとも僕は何も込めずに書いていました。ほんの数秒(数行)の事ですが、何も意味を持たない一言なのであれば必要ないと考えたのです。
「お疲れ様です」をやめて「ありがとうございます」
そんな僕は「お疲れ様です」の代わりに「(○○について)ありがとうございます」を使うようにしています。
これだと相手の仕事内容や普段の関わり方によってニュアンスを変える必要があるので、自然と語彙や伝える力を鍛えるトレーニングにもなるんです。
たとえばこんな感じ。
例) 相手がシビアなスケジュールに沿って動いている部署
○○各位
先月も締め切りギリギリまで精緻にご対応頂きありがとうございました。
来月予算の見通しについて、ご入力をお願いいたします。締め切り:8/1(金) 中
以上。
企画部 けーけー
例) 相手がトラブル対応をやっている部署
○○各位
先日のサーバーダウン対応の折には多大なるご協力を頂きありがとうございました。
来月予算の見通しについて、ご入力をお願いいたします。締め切り:8/1(金) 中
以上。
企画部 けーけー
例) どうしても相手の業務をイメージできない場合
そんな場合は「自分の仕事」に対するお礼から始めます
○○各位
先月からスタートしております○×企画へお力添えありがとうございます。
来月予算の見通しについて、ご入力をお願いいたします。締め切り:8/1(金) 中
以上。
企画部 けーけー



コツは一行で終わらせること
「(○○について)ありがとうございます」を使う場合には1行で終わらせるという点だけ注意します。
あくまでも「お疲れ様です」の代わりのクッションセンテンスなので、長々と書くと本題が何なのかボヤけてしまいますし、嫌味に聞こえてしまうというデメリットもあります。
1行で終わらせる、という点は忘れずに意識しましょう。
まとめ
- とりあえずの「お疲れ様です」は今すぐ止める!
- 相手の業務内容に思いを馳せた”1行で終わる「ありがとう」”からはじめよう!
- 実践すれば”自分の言葉で伝える力”を鍛えるトレーニングになる!
本当に簡単ですが、驚くほど得られるものが多いと思います。ぜひ実践してみてください。
現場からは以上です!


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