バイト、派遣から2度も正社員に登用された僕の成り上がり行動原則3つ

現在、アルバイトや契約社員といった非正規雇用で働いている方の中には、「いまの職場で正社員になりたい!」「契約更新を心配しない無期雇用になりたい!」という方も沢山いると思います。

今回は

2つの会社でバイト→正社員、派遣社員→正社員登用を経験した僕が実践してきた、「成り上がるための3つの行動原則」を書きます。

ちなみに『○○○から書き始めるのを禁止するだけでメールの質が上がる』というテクニックに関する記事も書きましたが、今回はもう少し心構えや考え方についての記事です。

こんな人に役に立つはず

  • 今の職場で正社員になりたい
  • 良い仕事してるつもりなのに、評価されない
  • わざとらしいアピールをせずに自然に立ち回りたい


■非正規から正社員に”2回”成り上がった僕の行動原則

  • 社内公募や意見募集を見逃すな!
  • “問題意識”をアピールしろ!
  • 同期とは群れず助けになれ!

目次

正社員登用を2回経験した僕のプロフィール

僕は現在(2018年)36歳。子供2人と妻の家族4人で慎ましい生活を送っています。ここ最近の年収は600万円とちょっと。非正規だった4年前は400万ちょっとでした。

もともと10代の頃から30代前半まで音楽家になることを目指して活動していたので、就職活動やキャリアアップの努力とは無縁。

大学も中退しているので、学歴面でも中退半端。

ただ生活費のためだけに働いていたはずが、非正規から正社員への登用を2度経験し、見事に音楽家になるという夢も破れ(笑)今に至ります。

  • 1社目(従業員1,500人規模の小売チェーン):20歳でバイト開始→23歳で正社員登用→26歳で退社
  • 2社目(従業員15,000人規模の通信系企業):28歳で派遣入社→32歳で正社員登用

せっかく登用された1社目ですが、登用されたのと同時進行で自分の音楽活動にチャンスが見えてきました。

好きな仕事ではあったので悩みましたが・・・中途半端になりたくなくて退職しました。

その後またいろいろあって入社した2社目。音楽活動に支障がなく「休みの希望の融通がききますヨ」と派遣会社の人に紹介されたから、というだけの理由で派遣社員として入社。

そして2社目でも4年目に正社員登用されました。

けーけー
まったく一貫性がないな・・・

2社とも非正規→正社員の前例はあったけど、入社から3~4年というのは最速ペース。

自分で言うのもなんですが、あとから振り返ると周囲から評価されやすい行動をした結果だと思います。

では、具体的にどんなところに意識を置いていたのか?

2度の経験を振り返って導き出した「非正規から正規雇用に成り上がる」ための行動原則は、次の3つです。

社内公募や意見募集を見逃すな!

これぜったい大事。

社内広報やイントラネットなどで「○○部門の人材募集」とか「○○に関する意見を広く募集」などの社内告知があれば必ずアクションを起こすべきです。

社内公募は転職みたいなものなので、非正規が成り上がるにはもってこいのチャンス。

みんながやりたがらない部門でも、会社のニーズに応えて行動したという事実は、あなたにとって必ずプラスに働きます。

僕の場合も1社目で登用されたきっかけは社内公募でしたね。

バイトとして店頭の売り子をしていた時に、ネット通販部門への社内公募があり、店長に内緒で応募したのです。

異動が決まった時点では給与は変わりませんでしたが、これがきっかけで翌年には正社員のオファーをもらい、月収にすると10万円近く上昇しました。

社内公募は直属の上司の許可不要というケースも多いので、成り上がりたいなら周りの目は気にせず思い切って応募しましょう。

けーけー
社内公募は正社員への転職活動!

“問題意識”をアピールしろ!

2つ目は「”問題意識”を持っていることをアピールする」という事です。

人間って本当に現状維持が大好きです。

職場の中には『みんながウスウス気づいてるけどそのままになってる無駄な業務/問題になりそうな爆弾』が沢山あります。

どんな小さな事でもいいので、「これはもっとよくなりそう」とか「このままだとマズい」と感じている事があれば、積極的に周囲にアピールすべきです!

一言で言うと「問題意識を持ってる人」=「やる気のあるヤツ」と周囲から評価されやすくなります。

僕自身も正社員登用が実現したときの面談で「君は常に問題意識を持って働いてくれている。そこを評価した」と言われました。

ただしむやみに「問題意識」を提起すればいいというワケでもありません。僕は以下に注意しています。

「問題意識」をアピールするときの注意点

  • 同僚や上司など「個人」に紐づく問題はご法度
  • ただのグチにならないように、問題を提起するときは「質問口調」または「相談口調」を徹底する

「質問/相談口調を徹底する」とは具体的にこんな感じです。

悪い例)「○○の集計作業、もうやる必要ないと思います」
良い例)「○○の集計作業、もっと早くできる方法ないか考えてみたいんですが」

最終的に「そもそもやる必要あるんですかね?」という方向に持っていくにしても、問題提起の切り出し方は上記のような質問/相談口調で行う事がめちゃくちゃ大事。

ムスコA氏
質問/相談口調の問題提起でやる気アピール

同期とは群れず助けになれ!

最後は周囲の人との関係について。

もしあなたに、同時期に採用された同期や近いポジションの同僚がいる場合、正社員登用のためには”群れる必要は全く無い”ことを断言します。

まぁこれは確率の問題なので、仲良し同期を作ることで結果的に救われるケースもありますが、非正規雇用という不安定な立場の場合、残念ながら足を引っ張り合ったり、横並びを強いてくる、グチを言い合うような関係になるケースの方が多いです。

「周囲と仲良くすること」と「目の前の仕事を頑張ること」は、基本的にべつの問題だと認識して、周囲に流される可能性を遠ざけておくことが確率上は最善の選択です。

ただし、孤独はオッケーですが、孤立はダメ

このニュアンスの違いは難しいけど、大事なポイントです。


■孤独とは
単独行動で、周りを助けて、周りからも助けてもらえる

■孤立とは
単独行動で、周りを助けないし、周りからも助けてもらえない

ここで大切なのは「周りを助ける」という行動。自分のやる気次第で実行に移せる部分なので、とにかく「孤独はいいけど、孤立はダメ」を意識して行動しましょう。

ちなみに僕は集団行動単独行動のバランスを取るために、3つのルールを自分に課していました。

  1. ランチは1人で取る
  2. 飲みに誘われたら1回行って2回断る
  3. 仕事上で同僚の助けになりそうな情報は隠さず伝える

この基準で行動していれば、適度に単独行動をしながら周囲との関係も保つことが可能となります。

ムスコB氏
孤独はオッケー、孤立はダメ!

さいごに

非正規から正社員登用をこれまで2回も経験した僕なりの行動原則をお伝えしました。

もしあなたが今の職場で正当な評価を受けて、安定した立場で働きたいと感じているのであれば

【非正規から正社員に成り上がるための3つの行動原則】

  • 社内公募や意見募集を見逃すな!
  • “問題意識”をアピールしろ!
  • 同期とは群れず助けになれ!


この3つを明日から実践してみましょう。

正社員に登用された後に振り返ると、この3つの原則はとても大事だったと感じてます。

当時は派遣社員で結婚したばかり、という超不安定な立場だったので自分なりに色々考えて行動してました。

同じような悩みを持ってる方の参考になればこれ幸いです。

ただ、こちらの記事にも書いたんですが、正社員に登用されるかどうかは何よりも職場(企業)の環境が大事です。


1. 過去に社員登用の例があるか?
2. あなたがポジションを取りやすい業務についているか?
3. 数字などの分かりやすい指標がある業務か?

この3つが無い環境だとしたら、どんなに能力があっても正社員に登用される途は険しいはず。

そんなときは転職活動もどんどんやってみるべきです。

実際に転職に至らなくても、転職活動そのものが「自分を見つめ直す」「自分を整理する」という良い機会になります。

安定した正社員になった今でも、僕は転職エージェントサービスを使った「自己整理」を定期的にやっています。

具体的には、いま現在の求人市場の状況をチェックしつつ、職務経歴書をアップデートする作業です。

なぜなら求人市場を知り、自分自身の棚卸しをすることは、転職するつもりがなくても仕事のクオリティを上げるから。

これをやっているのといないのとでは、意識の面でも知識の面でも全然違うと思います。

そんな「自己整理」の役に立ったのがこの
ミイダス

というサービス。

利用登録時をするときにとても詳細な自己分析のテスト受けることができます

しかも無料。

けーけー
これはっきりいって完全に有料レベルのクオリティだと思うんですが・・・

質問に答えることで、あなたの特性を分析して以下のような情報にまとめてくれます。

ミイダスの適正検査

 

ミイダスの適正検査

おせっかいに、年収の金額計算までしてくれる(笑)。

自分の価値や方向性を整理しきれていない人は、いちど
ミイダスのテスト

を受けてみると良いですよ。

けーけー
現場からは以上です!
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