あなたは「メルカリ出品童貞」という言葉をご存知だろうか。
・・・知らないはずだ。
なぜなら・・・僕がたったいま、考えた言葉だから!
今回は、初心者でも必ず売れるジャンル、「本」の出品をお勧めする理由について解説します。これを読めば、メルカリの本当の楽しさを理解できること間違いなし!
初心者が「本」を出品すべき理由
メルカリで家にあるものを出品してみたけど、全然売れない。そしていつしか、出品していることすら忘れ、アプリを開くこともなくなった。
これ、数ヶ月前の僕です。
このときは、心の底から「メルカリってどこが面白いんだよ」と思っていました。
しかしそんなある日、欲しい本をアマゾってた僕は
「そういえばこの本、メルカリに出てるかな?」
そう、これが全ての始まりでした・・・
- 探している人とマッチさせやすい
- 面倒なことが少ない
- モノを循環する楽しさを実感できる
この3点について、詳しく解説します。
探している人とマッチさせやすい
モノを売るための3要素
メルカリでモノを売るための要素は3つあります。
①価格
②状態
③検索
この3点は、買い手にとっての「決断のためのストレス」に影響しています。「決断のためのストレス」は購買行動に影響し、決断にかかる負荷が多いほど、モノは売れにくくなります。
心理学で「決断疲れ」といわれる現象です。
上記3つは「決断」のための要素であり、これらが曖昧なジャンルは、決断疲れが起きやすい。つまり、購入のハードルが高くなります。
だから、初心者が出品する場合は上記3点の要素がなるべく明確になりやすいジャンルが良い、ということになります。
たとえば「洋服」と「本」を比較してみましょう。
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価格の合理性を判断させるのがラク
セール価格が存在する洋服に対して、本というジャンルは定価がはっきりしています。だから買い手は「○○という本の新品定価は××円。それに対して・・・」と、あなたの出品の妥当性を判断しやすい。
状態を理解させるのがラク
②の「状態」についても同じ事です。洋服の説明文で「数回着用した程度で、まだまだ着て頂けます!」みたいな事が書かれているのを見かけます。これを見ただけで、あなたは素直に納得しますか?
「ページに破れ、書き込みなし。表紙が曲がっていますが、読むのに問題なし。カバーをしていたのでキレイです」。
このようにポイントを絞った簡潔な説明ができる本は、買い手にストレスを与えずに、決断させやすい商品ということになります。
繰り返しになりますが、買い手にとって「決断のためのストレス」=考える、想像する、比較する要素が少ないということは重要です。
本は”検索”に強い
③の要素となる「検索」に関しては、本の強みがもっとも判りやすい要素です。
買い手はメルカリでモノを探すとき、ほぼ100%の確率で検索をしますよね?
「アーバンリサーチ コート」の検索結果より、「人生がときめく片付けの魔法」の検索結果の方が、あなたの商品に辿り着く速度が圧倒的に早いことは、ご理解いただけると思います。
面倒なことが少ない
出品童貞になってしまうもう一つの理由に、「出品って色々めんどくさそうだな」というイメージが挙げられます。
「梱包作業」や「買い手とのトラブル」、確かにこういった事は面倒です。
この「めんどくさそうなこと」が少ないという点が、初心者に本の出品をオススメする2つ目の理由です。
梱包が圧倒的にラク
コワレモノでない本は、緩衝材が要らず、軽いので発送のためにコンビニに持っていくのもラク。基本的に水濡れに注意さえしていれば大丈夫です。
(おまけ)僕がオススメする梱包テク
用意するもの:デパート等の紙袋、透明ガムテープ、サランラップ
できれば:マスキングテープ
- 本をラップで包む
- 紙袋を本より大きめに切る
- 本を紙袋に入れる
- 適当に紙袋を折ってガムテで止める
- マスキングテープでデコレーションする
たったこれだけです!これが面倒だと感じるのであれば、出品は諦めた方がいいと思います(;_;)
認識の相違によるトラブルが起きにくい
買い手との「トラブル」に関しても、本というジャンルは有利です。
一般的にメルカリで買い手とのトラブルが発生しやすいのが、「書かれていた商品状態と、実際が違う」という内容のもの。
本の出品には、こういったトラブルが生まれにくいというメリットがあります。
なぜなら、前述した通り本の状態説明には「型」があるから。売り手と買い手のイメージにズレが生じにくいのです。
僕も数十冊を取引していますが、この「型」にしっかり沿って事実を抑えているつもりなので、これまでトラブルや嫌な思いをしたことはありません。
本の状態説明で抑えておく6つのポイント
- 汚れの有無
- 破れの有無
- 書き込みの有無
- 曲がりの有無
- 日焼け、色アセの有無
- カバーの有無
例)
「汚れ、破れ、書き込み無し。全体的にやや曲がりはあります。カバーをしていたので日焼けもなくキレイです」
ちなみに自分自身が中古で購入した場合、その点を記載するかどうかは、上記6点が書かれていれば、どちらでも問題ないです。もちろん、質問されたらしっかり答える姿勢は大切です。
まさか「本の内容が思っていたものと違う!」というクレームは来ないと思いますが、もし来た場合は「著者に言って下さい」と言うしかないですね(笑)
モノを循環する楽しさを実感できる
ここまで、悩める”出品童貞”のあなたに、本の出品をオススメする理由はご理解いただけたと思います。
最後にもう1つお伝えしたいのは、「メルカリでモノを循環する楽しさ」についてです。
メルカリを「倉庫型レンタルショップである」と考える
あなたはメルカリをただの「フリマアプリ」、「モノを売って小遣いを得るサービス」だと思っていませんか?
「メルカリは巨大な倉庫型レンタルショップ」
これが僕の考えるメルカリの真の魅力です。
本の出品を例にしてみましょう。
メルカリでの売値:1,400円
送料:195円
手数料:140円
手元に残るお金:1,065円
定価 − 手元に残るお金 = 535円
仮に購入してから2週間後にメルカリで売れたとすると、あなたはこの本を535円/2週間でレンタルしたと言う事もできますよね。
これが5日で1冊、1ヶ月に6冊だとすると
買ってそのまま手元に置いておく場合の費用は、9,600円
メルカリに出品して循環させると、3,210円
ということになります。
つまり月額3,000円ちょっとで、5日に1冊のペースで新刊本が読めるレンタルサービス。メルカリ内で買った本も加えて循環させれば、コストはもっと低くなります。
こう考えると、読書が好きな方であれば、ワクワクするのではないでしょうか?
モノを買うことの意味が変わる
このように、僕は本の売買を通して「メルカリは巨大な倉庫型レンタルショップだ」と気づき、本当の面白さに目覚め、出品童貞を完全に卒業することができました。
本に限らず生活用品なども、レンタルショップの仕入れ担当のような視点で考えています。
それによって、家の中にモノを増やす事へのストレスを、大きく減らすことができました。
まとめ
-
- メルカリで初めて出品するなら本が良い
- 本は買い手とマッチしやすいため、売れる
- 梱包が楽でトラブルにもなりにくい
- メルカリを巨大な倉庫型レンタルショップと考える
- 出品したものが売れてこそ、メルカリの真の楽しさを実感できる
あなたはメルカリという巨大な盆踊り大会で、踊りの輪の外から眺めるだけで満足でしょうか?
盆踊りの本当の楽しみは、輪の中に入って手足を動かし、皆と一緒に踊ることです。そこには、自分でも気づかなかった感情や感動がきっと隠れています。
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現場からは以上です!
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