はろー!父親の子育てを楽しくしたい!けーけー(@comocci)です。子供と一緒に釣りに行ってみたいお父さんお母さんは多いと思いますが、全くの初心者だとわからない事だらけですよね。
今回は釣り大好きブロガーの僕が、海釣りの中でも特にお子様連れにオススメの「ハゼ釣り」に必要な道具や準備についてお伝えします。
ハゼってどんな魚?
スズキ目に属するハゼは、日本全国の海で見られる体長15cm〜20cm前後の可愛らしい顔が特徴的な魚です。寿命は1年。たまに2年生きる個体もいるそうです。




ハゼの仲間のうち日本で代表的なのはマハゼという種類ですが、それ以外にも世界中には2,000種類以上のハゼの仲間がいます。
春先に産卵し夏の終わり〜秋頃には大きく成長。釣りの対象としてはこの時期が最も人気の時期になります。
子供との初めての海釣りに「ハゼ釣り」をオススメする理由
安全な場所で楽しめる
子供を連れて海釣りに出かける時に最も重視したいこと、それは安全であることですよね。
ハゼは足元が整備されている河口付近や、内湾の穏やかな海で釣れるので、子供と一緒にのんびり安全に楽しむにはぴったりの釣りと言えます。
よく釣れる
ハゼは海釣りの対象となる魚の中でも、もっとも簡単に釣れる部類に入ります。
ハゼは群れで暮らしています。仕掛けを投げ入れた場所に群れがいれば、入れた瞬間にエサに食いついてくれる事もよくありますし、運が良ければ数十匹の単位で釣れることも珍しくはありません。
もちろん自然が相手の遊びなのでいつでも釣れるというわけではありませんが、初めて海釣りをするお子さんでも釣れる可能性は高い種類の魚と言えます。
料理がカンタンに出来る
子どもと一緒に魚を釣ったあとは、生きた魚を締めて調理して口に運ぶところまでぜひ体感させてあげたいですよね。
はっきりいってハゼは激ウマです。料理するなら天ぷらか唐揚げにしましょう。ホロホロとしたクセのない白身とじわっと広がる旨味は、魚が苦手な子どもでも食べやすいです。
ハゼは身も柔らかいので下処理が簡単。ウロコを取って内臓を除いて開く作業も慣れれば5分くらいでできるようになりますよ。
ハゼ釣りに必要な道具
ハゼ釣りに最低限必要な道具は以下の5つ。
- 竿
- リール
- 仕掛けセット
- エサ
- クーラーボックス
竿
高いモノを買う必要はありません。僕のオススメは釣具チェーン「ポイント(POINT)」等でも売られている初心者向けセット。
「チョイ投げ」とか「防波堤セット」とか書かれているものがハゼ釣りに使えます。
リール
こちらも初心者向けセットに付属してるもの、または単品で1,000円くらいの安価なもので充分。ただしリールに関しては少し多めにお金を出してメーカー品を選ぶのもアリです。
なぜならリールは常に手で触れて操作を繰り返す道具なので、スムーズに回転してくれるものであればあるほど圧倒的に釣りがやりやすくなるから。
メーカー品といってもDAIWAやシマノといった有名メーカーの入門機種であれば3,000円前後で買えます。個人的には竿よりもリールを先にグレードアップしておくのが良いと思います。
仕掛けセット
初めての釣りの場合は仕掛けとかよくわからないと思います。なので以下のようなオモリと針がセットになっているものを購入してください。
初めてハゼ釣りをする場合、針の大きさはなるべく小さいものを選んで下さい。なぜなら、その方が釣れやすいからです。
具体的には「5号」と表示されているものあたりが良いと思います。針が小さいと大物は釣れませんが、釣りの楽しさを体感するために魚が掛かりやすい方を優先します。
エサ
初心者にとってハードルが高いのがこのエサではないでしょうか?
ハゼ釣りには海釣りで最も一般的なエサである「ゴカイ」を使用します。この「ゴカイ」はミミズをもう少しイカつくした感じの虫です。
慣れればなんてことないですが、見た目が気味悪い上に暴れる&噛んでくる(痛くはない)&体液が臭い(これが魚を呼びよせるんですけどね)という四重苦を背負った可哀想なヤツです。
絶対ムリという方は、このようなゴムでできた擬似ゴカイを使用してください。ただし釣れる可能性は生きたゴカイよりも下がってしまいます。
慣れればほんとどうってことなくなるので、一生懸命触って可愛がってあげましょう。ちなみにうちの子ども(5歳)は、最初っからムシ見知り?せずガンガン触りにいってゴカイと仲良しになってました。



クーラーボックス
クーラーボックスを持ってない場合、この機会に購入しちゃいましょう。もし釣りを止めてしまってもキャンプや海水浴などに使えるので絶対無駄になりません。
クーラーボックスは値段が高いものほど保冷効果が高いですが、とりあえず以下のような商品でも充分に使えます。
(できれば)バッカン
必需品ではないですが、道具を収納するのに何かと便利なのが「バッカン」と呼ばれる防水バッグ。
無くても全然問題ないですが、丈夫で汚れに強いので何回か釣りに行くつもりなのであればあると便利だと思います。
その他持って行った方が良いもの
- 虫除け
- タオル
- ウェットティッシュ
- 子どもが飽きたときのためのゲームやおもちゃ
ハゼの釣り方
①仕掛けを結ぶ
リールから出した糸に仕掛けセットを取り付けます。仕掛けセットの台紙に取り付ける順序が書いてあるのでそれを見ながらやればさほど難しくないはずです。
糸の結び方はしばらく戸惑うかもしれません。普通の固結びではしっかり結ぶことができないので、このあとに紹介する動画を見て事前にちょっと練習しておきましょう。この動画に出てくる結び方ひとつだけ覚えておけば問題ありません。
②エサをつける
次に紹介する動画では擬似ゴカイ(商品名「パワーイソメ」)を使っていますが、生きたゴカイでも基本的に付け方は同じです。
どうしてもゴカイを触るのが苦手、またはゴカイがにょろにょろして掴みにくいという場合は以下のような道具を使いましょう。初心者や女性にもおすすめです。
③仕掛けを海に投げ入れる
参考になりそうな動画がありましたので、①〜③の一連の動作を確認してみてください。
④持って帰る
めでたくハゼが釣れたら針から外して持ち帰ります。魚体を守るために汚れてもいいタオルで魚をつかむと良いです。
クーラーボックスに入れる際は直接入れず、ジップロックなどの小さいジッパー付きのビニールパックにハゼを入れてからボックスに入れると掃除も楽です。



ハゼ釣りってどこでできるの?
陸から釣りができる場所で、潮の流れが強くない砂地の場所であればどこでも釣れます。



「ハゼ釣り ポイント」とググれば有名な釣りポイントが検索できるので、おうちの近くの釣り場を探して見て下さい。
子連れの場合は付近にトイレや売店が整備されているところが条件になってくるので、海浜公園に隣接している釣り場や管理されている海釣り施設がいいと思います。



釣り場のすぐ後ろが芝生の広場になっているので、釣りに飽きた子どもをボールで遊ばせておいても目が届きやすいんです。
駐車場もなんと無料なので週末はすぐ埋まってしまいますが、空も広くて気持ちがいい場所ですよ。
まとめ
釣りは自然を感じながら色々と知恵を絞って楽しむ遊びです。魚の生命を通して食べ物の大切さや生き物の不思議など子供は沢山のことを学びます。
子供を連れて初めて海釣りに出かけるなら、安全で釣れやすく、さらに料理もしやすいハゼ釣りから始めてみましょう。



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