はろー!この記事を読んでくれてありがとうございます!けーけー(@comocci)です。
非正規雇用の比率が高すぎるという問題が定着して久しい日本ですが、派遣社員という立場で結婚することがアリなのか迷ってる方も多いと思います。
今回は派遣社員という立場で結婚しその後正社員に登用された経験を持つ僕が、派遣社員のまま結婚するのがアリなのかナシなのか、感じたことを書いてみます。
- 派遣社員という立場で結婚していいか悩んでいる男性
- 彼氏が派遣社員だけど結婚しても大丈夫なのか悩んでいる女性
- 派遣社員という不安定な立場で結婚した結果、その後どうなったか体験談を知りたい
派遣社員で結婚するのはアリ。ただし最終的には正規雇用が前提
結論から言うと派遣社員と言う身分で結婚するのは全然アリです。ただしその後は正社員などの正規(無期)雇用にステップアップすることが前提となります。
さらに実際に経験して「子供を持つ」ということに関しては正規雇用になってからが望ましいと感じています。
共働きで支え合えば生活はやっていけた
まず夫婦共働きでやっていけば生活は十分に成り立ちます。
僕はもともと自分の稼ぎだけで生活をしていくのが結婚だと思い込んでいました。そのプライドから立場の不安定な派遣社員で結婚するのは恥ずかしいと思っていたのです。
しかし力を合わせて生活を守っていく事はむしろ2人の連帯感を高めました。
共働きを前提にすれば、「派遣社員だから」…という理由で結婚しない理屈はありません。
結婚すること自体が信用になる
結婚してない派遣社員より、結婚してる派遣社員の方が周囲の人からの信用の初期値は高くなります。
本人の実力や人間性とは無関係ですが、結婚しているというだけで他人は無意識に安心感を覚えてしまうんですよね。
心理学で「ハロー効果」と呼ばれるやつですが、「結婚している」と言うだけで第一印象がなぜかプラスになります。
早くのし上がるためにも、さっさと結婚して結婚がもたらす信用を上手く利用していくべきです。
人生の目標ができる
派遣社員でもさっさと結婚したい方がいいと言える最後の理由は一番単純で、結婚することがモチベーションになるからです。
仕事で多少イヤなことがあったとしても家族がいるという自覚が気持ちを支えてくれます。
よく間違っている人がいるんですが「人生が安定してから結婚」ではありません。逆です逆。「結婚したから安定させに行く」んですよ。
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ただし子供を持つなら正規雇用を前提にすべき
不安定な派遣社員という立場であっても結婚はアリですが、子供を持つとなると話は別です。
収入の面はもちろんですが、それ以上に精神的な面で雇用が安定している事が大事なポイントになってきます。
なぜなら出産〜子育てはストレスの連続。ただでさえ体力的にも精神的にも負荷がかかる時期に、雇用が不安定という不安要素を2台持ちしてしまうことは想像以上にプレッシャーとなります。
僕の場合はちょうど正社員登用まであと僅か(上司から「推薦しようと思ってる」と言われていた)の時期に子供ができました。
だから乗り切れたと思いますが、そうじゃなければ子育ての不安に負けてたかもしれないです。
無期雇用にステップアップするために大切な事
というわけで、子供を持つためには正規雇用にステップアップすることが大事なポイントになってきます。
以前「派遣社員から正社員に登用されるために職場で意識してきた事」について書きましたが、それ以前の職場選びで大切なこともあります。
無期雇用にステップアップするための職場選びに確実に大切だと言えること。それは
- 正規雇用への登用の前例がある職場か?
- ポジションを取れるか?
- 仕事に分かりやすい成果があるか?
この3つです。
登用の前例がある企業で働く
非正規から正規雇用へステップアップするためには、あなたの職場が過去に派遣社員を定期的に正規雇用へ転換している前例があるかを見極めて下さい。
もし今の職場で、非正規から正規雇用へステップアップした人がほとんど居ないのであれば転職を考えるべきです。
2015年派遣法の改正で原則3年を超えて同じ事業所で派遣社員として働くことは出来なくなりました。
本当は正規雇用への転換を促すのが法律の目的ですが、実際には体よく雇い止めされている人もいて、ハナシはそう単純ではありません。
会社が派遣社員を使うことをコストの調整弁と見ているのか、それとも良い人材に出会うための手段と見ているのか。
後者の考えを持った会社でなければ、いくら安定した大企業でも頑張る意味はありません。
ポジションを取れる職場かどうか
あなたは派遣社員として働いてる職場の中でポジションを取れていますか?
たとえばexcelの集計ファイルのメンテナンスについて誰よりも詳しいとか、営業先のクライアントから気に入られてるとか。
どんなことでもいいので、派遣から正規雇用にステップアップするなら職場の中であなたが1番に頼られる領域を持っておく必要があります。
いまそれが無いのであれば、将来的にそれが出来そうな芽はありますか?
もしこの先も見当たらないと感じるのであれば、正規雇用への道は険しいと覚悟しておくべきでしょう。
仕事ができるできないの話ではなく、あくまでも正規雇用へステップアップするために「自分がポジションを取りやすい職場か」という視点は重要です。
成果が見えやすい職種かどうか
あなたの職場には営業成績などの分かりやすいKPI指標はありますか?
正規雇用への登用を目指すうえで最後に重要なのが、この分かりやすいアピールポイントです。
ここでもしあなたが上司の立場だったらと考えてみて下さい。
あなたのことを気に入っていて正社員にしてあげたいなと思っていても、数字で示しやすい成果がなければどうでしょう?
正規雇用への登用となれば現場の責任者だけで決裁できる事柄ではなく、さらにその上の地位の人間に推薦状などを出さなければいけないケースがほとんどです。
あなた自身もそうですが、あなたを推してくれる人にとっても、分かりやすい数字で示せる結果というのは強い武器になります。
そういった意味では一般事務や取り次ぎ、資料作成といった職種は厳しいかもしれません。
いまの職場での登用の道が遠いなら、転職で正規雇用を狙っていこう
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
今回は僕自身が派遣社員という不安定な立場で結婚した経験から感じた事を書きました。同じような立場で悩んでいる方の参考になれば幸いです。
また以前「○○から書き始めることを止めるだけでメールの質が上がる」という記事も書いたのですが、毎日の仕事の中で当たり前の事を疑って、自分なりに小さな行動を続けていくことも大事にしています。
もし上記に挙げたポイントに不安があると言う方は、思い切って転職活動に舵を切るというのも大いにアリです。
じつは僕は安定した正社員になってからも、何度か転職活動をやりました。その理由は「自分の市場価値を知りたかった」からです。
なぜ「市場価値」を知っておきたいかというと、今の自分の仕事や会社という枠組みを正しく理解するためです。
同じ会社や仕事を続けていると、どうしても自分を客観視する機会ってなくなってきますよね。

そんな活動の中で見つけた面白い転職エージェントサービスを最後にご紹介しておきます。
このミイダスと言うサービス。企業側から確約オファーが来るのも面白いのですが、なんといっても利用登録時にチョー詳細な自己分析のテストを無料で受けることができるのが凄い。
これはっきりいって有料でも全然ありなレベルだと思うんですが、かなりのボリュームの質問に答えることで詳細な職種の適性やあなたの特性を分析してくれます。
実際に転職活動を行わないとしても、このテストを受けるだけでも充分すぎます。勝手に見込みの年収計算までしてくれるのも最高に自信をつけてくれますね(笑)。
ちなみに僕の市場価値は720万だそうです。いまの年収より100万近く高い・・・



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