はろー!学生時代は磁気式の定期券と「パスネット」を使っていたけーけーです。
「パスネット」・・・関東圏にお住まいの30代以上の方には懐かしい響きでは?
こちらの記事でも書いているように、僕は2018年から財布を捨ててキャッシュレス生活を実践してます。
そのキャッシュレス生活で重要な役割を果たしているのが、JR東日本が発行するICカード乗車券/定期券のSuicaです。
今回はこのSuicaをオートチャージ設定で使っていたら、予想以上にとんでもない金額の請求が来た・・・という体験談です。
- Suica定期券でオートチャージ設定をしている
- これからSUICA定期券にオートチャージを設定しようとしている
- おっちょこちょいな人
普段は1万円ぐらいのオートチャージ利用料に4倍の請求が来た
Suicaのオートチャージ機能で使用した料金は、クレジットカード会社から請求がきます。
僕の場合は「残高が1,000円以下になったら1,000円オートチャージする」という最小限の設定にしており、普段の月で大体10,000円くらいが請求の相場でした。
それなのに2019年2月の請求書に、なんと38,000円という高額な金額が記載されているではありませんか。
明らかに普通じゃないので、「これは誰かに不正利用されたな」と直感。
利用明細を見ると1日に3回チャージとかされてます。おかしい、これは絶対おかしい。
実は2ヶ月前の12月に、一度Suicaを紛失して再発行してもらったことがあったんですね。
そのときはその日のうちに、Suicaの利用停止の手続きをしてもらっていたんですが、何かの手違いでこの処理がされていないんだと疑いました。
思いっきりJRにクレームを入れてやるつもりで、とりあえず確証を取っておこうと思いSuicaの利用履歴を印刷することにします。
さっそくSuicaの利用履歴を印刷
ちょうど休日だったので、子供を幼稚園に送ったその足で駅に向かいました。
自宅の最寄り駅の券売機で利用履歴を印刷してみましたが、そこは私鉄の駅だったためSuicaの利用履歴は20件しか印字できません。
これでは請求書に記載されていた日付まで完全に遡れない。
イライラしながらも、悔しさと早く真相を明らかにしたい一心で、電車に乗って一番近くのJRの駅まで行くことにしました。
JRの券売機なら100件まで履歴を遡れるからです。
(まめ知識)Suicaの利用履歴は私鉄(PASMO)の駅で何件まで遡って印字できる?
首都圏で使用されている交通系ICカードには、JRが発行しているSuicaと、大手私鉄系が共通で発行しているPASMOの2種類があります。
この2つは相互利用が可能なので、普段の生活であまり区別して考えることはないと思います。
しかしながら今回、京浜急行にあるPASMOの券売機でJRのSuicaの「利用履歴」を印刷しようとしたところ、以下のような制約がありました。
京浜急行(私鉄)の券売機で確認できるPASMOの利用履歴・・・直近100件まで
JR東日本の券売機で確認できるSuicaの利用履歴・・・直近100件まで
京浜急行(私鉄)の券売機で確認できるSuicaの利用履歴・・・直近20件まで
不正利用!?高額請求の理由は
結論から言うと・・・突然の高額請求の理由は、Suicaの定期券の更新漏れが原因でした。

定期券を使って毎日仕事に行っているつもりが、実は通常の乗車料金で改札を通っていたんです。
Suicaの優秀なオートチャージ設定は、残高が1,000円以下になる度に、毎回毎回チャージをしてくれてたってわけですね。






Suica 定期券にオートチャージ設定を知っている場合の注意点
というわけでSuica定期券にオートチャージを設定している場合は注意が必要です。
定期券の期限切れに気づかず更新を忘れていても、オートチャージが働くので気づくのが遅れます。
カードの請求が来て初めて気づくとなると、定期料金と通常料金の差額分を損することになります。
またカードの支払いをするタイミングには、支給された交通費を使い果たしてたなんてことにもなりかねません。
僕の場合がまさにそうだったんです。



それでもキャッシュレス生活に欠かせないSuica
今回の件は痛い目をみましたが、Suicaのオートチャージ機能自体はキャッシュレス生活には欠かせない便利システムです。
僕は主にLINE PayとLINE Payカードを使って、財布を持たないキャッシュレス生活を送っています。
しかし今のところ電車やバスの運賃はLINE Payに対応しておらず、その部分はやはりSuicaが必須ですね。
首都圏でキャッシュレス生活を送るためには、LINE Pay、LINE PayカードそしてSuicaがあれば、日常生活には不自由しないというのが実感です。
(今さらですが)Suica のオートチャージ機能とは
Suicaに残高を補充するには大きく分けて2つの方法があります。
1つ目は駅の券売機などで現金をSuicaの残高にチャージするやり方。
そしてもう1つがSuicaにクレジットカードを登録して、自動で残高を補充するやり方です。
2つ目のやり方がオートチャージと呼ばれており、対応しているクレジットカードを持っていれば簡単に設定することができます。
単純に言うとSuicaの中身がクレジットカードになるという感じですね。
Suicaのオートチャージに対応したクレジットカード
めちゃくちゃ便利なSuicaのオートチャージ機能ですが、全てのクレジットカードで使えるわけではありません。
個人的には LINE Payカードなどのデビットカードにも対応してくれると最高なんですが・・・
Suicaのオートチャージに対応しているクレジットカードは「Viewカード」のみです。
出典:JR東日本公式サイト
さいごに
最後まで読んでいただきありがとうございました。
僕がアホなのが全ての原因ですが、まさかこんな失態を犯すとは思っていませんでした。
Suica定期券にオートチャージ設定をしている人は、定期の更新漏れにはマジで注意したほうがいいです。
知らない間に割高の普通運賃で、まいにち仕事に行って、さらに定期を買うはずだった交通費を使い果たしてた僕が言うから間違いなし!






コメント