はろー!けーけー(@comocci)です。
スマホの契約をLINEモバイルに乗り換えてから、3ヶ月が経とうとしています。
MVNO(格安SIM)の事業者は多すぎて、そのうえ複雑なキャンペーンや料金プランを押しつけて来るので、どこを選べば良いか悩みますよね。
僕はとにかく毎月の料金を抑えたくて、LINEモバイルにしました。
色んな会社を調べて比較したものの、なんだかよく判らなくなって、最終的にはほぼ直感なんですけど(笑)。
この記事では、そんな直感で加入したLINEモバイルの「コミュニケーションフリー3GB」について、毎月のデータ使用量や、実際の請求金額を中心に感想をまとめてみました。
あくまでも僕のケース・・・ではありますが、同じような悩みを抱えている方の参考になれば幸いです。
- LINEモバイルの「コミュニケーションフリー3GBプラン」を検討している
- 実際の料金やデータ使用量がどれくらいになるか知りたい
LINEモバイルを「コミュニケーションフリー3GB」で契約した場合の月額
僕がLINEモバイルで契約したのは「コミュニケーションフリー3GB(音声SIM)」というプラン。回線はソフトバンクを選びました。
その名のとおり月間で使えるデータ量は3GBまで。もしデータを使い切ってしまった場合は、低速(200kbps)に切り替わります。
ちなみに端末はこちらの記事で紹介したxiaomiのmi8 lite。ちょっと手間がかかりますが、個人輸入すれば激安で高スペック端末が手に入ります。
実際の請求金額はいくら?
「コミュニケーションフリー3GB(音声SIM)」の基本月額料金は1,690円です。
2018年の12月から使用を開始し、2019年の1月に来た最初の請求金額は3,672円(税込)でした。
内訳のほとんどは、契約にかかる初期費用です。なぜなら最初の月(2018年12月)は月額基本料が無料だから。
そして翌月の2019年2月に来た1月利用分の請求金額はなんとたったの326円(税込)。
2ヶ月目は「SNS使い放題 新・月300円キャンペーン」の適用で-1,390円となるからです。
この「SNS使い放題 新・月300円キャンペーン」が適用されるのは翌月から3回まで。つまり2018年12月に契約した僕の場合は、2019年1月から3月までのあいだは基本料金がたったの300円になります。
ちなみに請求の締め日は以下のルールです。
- 月額料金やオプション・・・月末締め、翌月請求
- 「通話料」「SMS送受信」・・・月末締め、翌々月請求
僕の生活スタイル基本スペック
料金は上のような感じなんですが、もちろんスマホの使い方は人それぞれ全然違います。そんなわけで、ふだんの僕がどんな生活スタイルを送っているかも書いておきますね。
■僕のスペック
スマホを触ってる頻度・・・仕事をしているとき以外はほぼ常時。1日平均7時間
NET環境・・・自宅では固定NET回線があるためWi-Fi経由、外ではモバイル通信。外で使う時間は1日3〜4時間。
スマホで使うアプリ・・・主にChrome(Twitter含む)・LINE・Spotify
テザリングを使うか?・・・外でPCを使ってブログ執筆をやることがあるため、月に2,3時間の頻度でアリ
音声通話やSMS・・・090の電話番号で発信することは1日あるかないか程度。LINEのメッセージかLINE音声通話でやりとりする相手ばかり
同じような人であれば、特に参考になると思います。
090発信の音声通話やSMSを使うことはほとんどないため、僕の毎月の料金は1,690円から大幅にブレることはなさそうです。
改めてLINEモバイルのプランの種類
公式サイトを見ても判りやすいと思います。ですが、それすら面倒な人むけに(笑)引用しておきます。
引用元:LINE MOBILE公式サイト
LINEモバイルの良いところはこのシンプルさ。
「どのプランもLINEのデータを消費しない」という前提が基本にあって、そこにどれだけプラスアルファするか?という考え方になっています。
なお上記以外にもデータ通信専用のプランなどもあります。気になる方は、公式サイトでチェックしてみて下さい。
「コミュニケーションフリー3GB」、実際どれくらいデータ消費する?
「コミュニケーションフリー」プランはLINE・Twitter・Facebook・Instagramに使ったデータは、パケットの残量を消費せずノーカウントになる、という点が特徴のプランです。
実際のところ、このコミュニケーションフリープランで3GBを契約した場合、どれくらいのデータ量を消費するでしょう?
結論からいうと、この3ヶ月のあいだ僕は毎月データを余らせてます。
さらに、余らせると翌月へデータ残量が繰越になるため、使い切れないループに入っちゃってます。
貧乏人がさらに貧乏に、金持ちがさらに金持ちになる、現代の格差社会の象徴みたいな感じですかね。しらんけど。
電話で発信する事が無い=LINEで済ませてる人の味方
僕と同じように「090番号でほとんど電話しない」という人は増えてます。
少し古いデータですが、総務省が2016年に発表した「通信量からみた我が国の音声通信利用状況」というレポートがあります。これによると、2012年からの4年間で携帯電話の1契約あたりの平均発信回数は、1日あたり1.2回→0.8回まで減少してるんですよね。
LINEを筆頭としたリアルタイムのコミュニケーションツールが浸透して、電話回線よりもモバイルのインターネット回線を使う機会がどんどん増えていると言えます。
2019年以降も5Gの登場などで、その傾向はさらに進むはず。「LINEの音声通話でもデータ量を消費しない」というのはLINEモバイルの強力な武器になってます。
実際にどれくらいカウントフリーされてるか計算してみた
LINEモバイルのユーザーページに「どれくらいがカウントフリーの対象だったよ」という情報があればよいのですが、あいにくそんなページはありません。
というわけで、Androidのネットワーク設定にある「モバイルネットワークの通信量」を取り出して、実際のところどれくらいカウントフリーになっているかを計算してみました。
計算式は以下の通りです。
- Android端末側でカウントされている「モバイルネットワークの通信量」
- LINEモバイル「データ残量」メニューの2月1日時点のデータ残量
- 同じくLINEモバイルの3月1日時点の「2月からの持ち越し」データ残量
まずは③-②で「④2月に使ったデータ量」を出します。
つぎに①から④を引くと、その差が「LINEモバイル側にカウントされなかったモバイルデータ通信量」ということになりますね。
気になる結果は・・・
275MBでした。
さらにそのうちLINEアプリのモバイルデータ使用量は148MBだったので、これらをまとめると
- LINEモバイル側でカウントされてる同月のデータ使用量は2.58GB
- Android端末側でカウントした2月のデータ使用量は2.86GB
- ↑の差、つまり275MBがカウントフリー対象だった
- ↑のうちLINEアプリでカウントフリーされたのは148MBだった
- (インスタやFacebookはほぼ見てないので)残り127MBがTwitterでカウントフリーされた分
このような結果になります。こうやって計算してみると、カウントフリーになっている部分って案外少ないですね(笑)。
それでも3GBを使い切れないで余らせているのは、仕事中にスマホを触らないでいるのと(職場のカフェテリア等にはWi-Fi環境あり)、自宅はWi-Fi環境で使っているからでしょうか。
これらの点から考えると、「コミュニケーションフリー3GB(音声SIM付き)」は、普段いる場所にWi-Fi環境がある人であれば充分コト足りるプラン。
逆にモバイル通信が中心という人は、いくらLINEやTwitterがカウントフリーになったとしても3GBは心細いプランだと言えます。
ちなみに「Twitterのカウントフリー」には注意が必要で・・・
- カウントフリーの対象になるのはWebブラウザ、またはTwitter公式アプリでのツイートの閲覧・DM・メニュー設定のみ
- 公式以外のTwitterアプリでの閲覧は対象外
- ツイートに埋め込まれた外部リンクの閲覧、埋め込まれたYouTube動画の閲覧なども対象外
となるため、Twitterから見るものは全部カウントフリーになる、わけではなく、実際は結構な確率でカウント対象になると覚えておいた方が良いですね。
LINEモバイル「コミュニケーションフリー3GB」で感じたメリット
ここまでいろいろ書いてきました。で結局のところLINEモバイルを3ヶ月利用してみた総合的な満足度はどうなの?と聞かれると

という答えになります。メリット8対デメリット2くらいでしょうか。
具体的なメリットとしては
- MVNOとして普通に安い
- 料金プランもシンプルで判りやすい
- LINEのアプリで残量の確認や手続きが完結する
という3点です。
特に3番目の「LINEのアプリで完結する」という点は思った以上に便利。
普段使ってるLINEのアプリ上で、最初だけ契約情報を連携しておけば、あとはトーク画面で「データ残量の確認」とか「支払いの確認」ができるんです。


こんな感じでデータ残量チェック
また、こちらでも色々書いてますが、僕はLINE Payを使ってキャッシュレス生活を送っています。
そうすると日々の買い物を通じてLINEポイントが結構たまるんですよ。
LINEモバイルはLINEポイントを料金の支払いに充てられるため、LINE Pay使いの人には、そのあたりもメリットになります。
LINEモバイル「コミュニケーションフリー3GB」で感じたデメリット
上で挙げたメリット8対デメリット2、のデメリットの部分はズバリ「通信の安定性」です。
基本的には気にならないレベルですが、たまーに速度が極端に低下することがあります。
週に1回「あれ?」と思うくらいことがあるかないか・・・くらいの頻度でしょうか。
端末を含めて様々な要因が絡むため、LINEモバイルが原因だと決めつけることはできませんが、事実として通信に不安を感じる場面は何度かありました。
ただし全く繋がらず使用に支障をきたすというよりは「あれ、なんか遅くね?」と気持ちが引っかかる時がある、というレベル。
このあたりも「いつでもぜったいサクサク速度が出て欲しい」とか「コスパ重視」とか個人差あると思うので。値段との兼ね合いですね。
繰り返しになりますが、使える使えないのレベルの話ではありません。
ちなみに平日の朝にスピードテストをしてみた結果は↓の通り。これだけ出てれば充分じゃないでしょうか?
さいごに
最後まで読んでいただきありがとうございました。
これから
1,690円という値段と、データフリー、そしてLINEアプリと連携したシンプルさ。
通信面での不安を感じる場面もあるけど、3ヶ月使ってみた感想としてはメリットが上回ります。
LINEモバイルは月額300円のほかにも、ほぼ常になんらかのキャンペーンをやっています。
もし乗り換える場合は、
キャンペーンコードの入力が必要だったりするので、忘れたらもったいないです!









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