QRコード系キャッシュレス決済サービスの違いまとめ!

はろー!キャッシュレス廃人のけーけー(@comocci)です。

2018年に財布を捨ててキャッシュレス生活をはじめたワタクシ。

まだ1年も経っていませんが、世間がキャッシュレス化へ邁進しているのを肌で感じます。

え?どの辺が?・・・なに言ってるんですか。松屋の券売機がQRコード対応になったじゃないですか!

宇宙、日本、世田谷、松屋!

というわけで「松屋がQRコード決済に対応した記念」で、今回は乱立するキャッシュレスサービスの”ちがい”をまとめてみます。

なお、「キャッシュレス」と一括りにするとパイがデカ過ぎる・・・パイ、デカ状態。なので、今回の記事では”QRコードを使った読み取り決済”を行うサービス事業者だけに絞りました。

違いを比較したのは「LINE Pay」「PayPay」「ORIGAMI Pay」「楽天ペイ」「d払い」の5つ。

※2019年2月末時点の情報です

こんな人の役に立つ記事

  • 巷に乱立するキャッシュレス決済に辟易している
  • で、結局どれが良いの?と教えて欲しい
  • QRコードで決済するサービス各社の違いを一通り押さえておきたい

目次

おすすめのQRコード決済サービス

このブログ内のあちこちで書いてますが、僕はLINE Payをオススメします。

LINE Payが最強だと感じてる理由
  • 後払い(一時的な借金)じゃなくリアルタイムに口座からチャージできる
  • そのチャージに対応している銀行が多い
  • 個人宛に送金ができる
  • LINE Payカードを併用すれば対応店舗が圧倒的に広がる
  • マネーフォワードと連携すれば自動で家計簿に計上できる
  • いざとなったら現金に戻せる
  • LINEポイントが貯まる
  • LINEを使っていれば新しくアプリを入れなくていい


キャシュレス=現金を持たなくて良いのが利点。と思ってる人も多いはず。

もちろん物理的な利便性や身軽さ、という点も重要なメリットです。

でもそれって何年も前からある”クレジットカード”というシステムでも代替できますよね?

本当の意味でキャッシュレス化が本領を発揮するのは、個人間でのリアルタイム送金だと僕は考えています。

個人間のお金のやりとりで生まれる摩擦が少なくなると、経済活動が変わる可能性もある。

まるで手紙が持ってた機能が電子メールに置き変わって、新しい働き方やビジネスが生まれたように。

例えばこういったブログを読んで頂く中で、読者の方に生まれた疑問があったとします。

「LINE Payについて書いてた○○の部分って××の状況だったらどうなんだろ?」みたいな。

その時に「その××について実際にためしてみて結果を教えるので、10円下さい」みたいなビジネスも可能になります。

けーけー
あくまでも例ですよ!エグザンポー!

つまり少額の決済を手軽に行えることによって、個人の小さな経済活動が活発化する可能性があるんですよね。

そういう意味で、「送金」さらに「それで受け取ったお金を現金に戻す」ところまで出来るLINE Payは、キャッシュレス化の本質を1番先取りしてるサービスだと感じています。

まー難しい話は置いておいて、とりあえずLINE Payを使い倒してみればまず間違いないかな?というのが僕が言いたい結論です。

QRコード決済サービス各社の決済方法の違い

この記事では、キャッシュレス決済の中でも、QRコードを使うタイプのサービスに絞って違いをまとめました。

QRコードを使って決済を行う方法には主に以下の2つがあります。


①読み取ってもらう型・・・自分のスマホに生成したQRコードを見せる・かざすやり方
 
 
②読み取りにいく型・・・店頭に掲示してあるQRコードを自分のスマホで読み取りにいくやり方
 
 
①の方が一般的です。②は金額を自分でしっかり確認できるメリットがありますが、手間がかかります。
 

  • LINE Pay・・・①も②も店舗による
  • PayPay・・・①も②も店舗による
  • ORIGAMI Pay・・・①も②も店舗による
  • 楽天ペイ・・・①も②も店舗による
  • d払い・・・①のみ

QRコード決済サービス各社のチャージ・精算方法の違い

実際に決済するためには、あたりまですが、お金が必要です。

自分のお金をQRコード決済サービスの残高に補充するやり方は、主に2種類。


①前払い・・・あらかじめ登録した銀行口座の残高から現金を補充(チャージ)する。
 
②後払い・・・あらかじめクレジットカード情報を登録しておくと、使ったお金はカードに請求される。そしてカードの引き落とし日に口座から振り返る
 
 

  • LINE Pay・・・主に①。一部で②も可能。さらにセブン銀行のATMからも現金チャージできる
  • PayPay・・・①も②も可能
  • ORIGAMI Pay・・・①も②も可能
  • 楽天ペイ・・・②のみ
  • d払い・・・②に加えて「ドコモの携帯料金と合算して後払い」といった方法も

QRコード決済サービス各社が連携する銀行の違い

チャージするための銀行口座は、どの銀行でも対応しているわけではありません。

事業者によって異なりますし、対応している銀行は随時追加されています。

  • LINE Pay・・・69行に対応
  • PayPay・・・68行に対応
  • ORIGAMI Pay・・・14行に対応
  • 楽天ペイ・・・対応している銀行なし
  • d払い・・・6行に対応

LINE Payの対応銀行はこちらにまとめておきました!

QRコード決済サービス各社の利用限度額の違い

1回あたり、または一定期間あたりに決済できる限度額には、各社で違いがあります。

  • LINE Pay・・・100万円。本人確認の設定による。
  • PayPay・・・5,000円〜50万円。設定による。
  • ORIGAMI Pay・・・100万円未満
  • 楽天ペイ・・・店舗により異なる
  • d払い・・・1万円〜100万円。支払い方法による。

QRコード決済サービス各社のポイントサービスの違い

サービス事業者によって独自のポイントが獲得できるところがあります。

さらに独自のポイントサービスの有無を問わず、支払い手段をクレジットにしている場合は、クレジットカード側のポイントも獲得できます。


(貯める)

  • LINE Pay・・・利用額に対して0.5%〜5%LINEポイントとして付与。率は決済額の実績で毎月変動による。
  • PayPay・・・利用額に対して0.5%〜残高へ付与。
  • ORIGAMI Pay・・・ポイントサービスはなし。店舗によって1%〜OFFといった特典あり
  • 楽天ペイ・・・利用額に対して0.5%〜楽天ポイントとして付与。
  • d払い・・・利用額に対して1%付与。


(使う)

  • LINE Pay・・・1ポイント=1円で支払いに充当できる
  • PayPay・・・1ポイント=1円で支払いに充当できる
  • ORIGAMI Pay・・・ポイントサービスなし。店舗によって1%〜OFFといった特典あり
  • 楽天ペイ・・・1ポイント=1円で支払いに充当できる
  • d払い・・・1ポイント=1円で支払いに充当できる

QRコード決済サービス各社の個人間の送金サービスの違い

店頭での決済だけではなく、残高を第3者に送金する仕組みもあります。

資金決済法に基づく「資金移動業者」として認可を受けている事業者かどうか?がポイントです。

  • LINE Pay・・・LINE Payユーザーへ送金が可能。手数料なし
  • PayPay・・・PayPayユーザーへ送金が可能。手数料なし
  • ORIGAMI Pay・・・送金機能なし
  • 楽天ペイ・・・送金機能なし
  • d払い・・・送金機能なし

この「個人送金」、実際に使ってみると便利ですよぉー。

カミサン
生活費はすでに手渡しではなくLINEで送金してるわよね、あたしら。

QRコード決済サービス各社のセキュリティの違い

登録時の本人確認、スマホを紛失したときなど緊急で利用停止をしたい場合、各社で少しづつ対応が違います。

  • LINE Pay・・・本人確認:銀行口座 / 緊急停止:専用フォームで連絡
  • PayPay・・・本人確認:登録時なし。支払い登録時にクレカの3Dセキュア認証、Yahoo!ウォレット連携時はSMS認証 / 緊急停止:専用のサポート窓口へ連絡
  • ORIGAMI Pay・・・本人確認:SMS認証 / 緊急停止:専用のサポート窓口へ連絡
  • 楽天ペイ・・・本人確認:なし(楽天IDでログイン) / 緊急停止:カスタマーセンターへ連絡してPW変更
  • d払い・・・本人確認:ドコモ携帯電話の契約で確認、クレジットの場合は3Dセキュア認証 / 緊急停止:サポート窓口へ連絡

QRコード決済サービス各社の現金化ができるかどうかの違い

電子マネーとしていったん残高にチャージした金額は、LINE Pay以外のサービスでは原則として現金に戻せません。

  • LINE Pay・・・セブン銀行ATMから引き出し可能。銀行口座への入金も可能。手数料216円。
  • PayPay・・・不可
  • ORIGAMI Pay・・・不可
  • 楽天ペイ・・・不可
  • d払い・・・不可

さいごに

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ここしばらくは事業者が乱立する、キャッシュレスサービス戦国時代は続くと思います。

ですが2,3年もすれば、ある程度サービスが絞り込まれて、収束していくのではないでしょうか。

はじめに書いたとおり、キャッシュレス化の本質を体験するなら、今の時点ではLINE Payが1番オススメだと感じています。

しばらく消費者を置いてけぼりにした国取り合戦が続きそうですが、今回の記事でまとめた各社の違いを参考に、サービスを選んでみて頂けたら幸いです。

けーけー
現場からは以上です!

※2019年2月末時点の情報です

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