「オレ、バカだからさぁー」というセリフが苦手な理由【バカハラ】

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はろー!けーけー(@comocci)です。

たまに「オレ(私)、バカだからさぁー」「オレ(私)、頭わるいからさぁー」って言う人いますよね?

僕は以前からこのセリフがどうにも苦手で、人と話していてこれが出てくると、「うわぁ、出た出た」と心の中で悪態をついてきました。

今回はこの「オレ、バカだからさぁ」・・・略して「オレバカ」問題について考えてみます。

いろいろ考えた結果、「オレバカ」問題を考えるうえでポイントになるのは、主に以下の3つであることがわかりました。

「オレ、バカだからさぁー」問題のポイント
  • オレバカには「自己顕示系」と「自己卑下系」の2タイプある
  • 自己顕示系「オレバカ」に漂うハラスメント感
  • 自己卑下系「オレバカ」から受ける逆マウンティング感
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自分の子どもが「オレバカ」を言ってきた!

今回このことを深く考えるきっかけになった、ある出来事があります。

それは数週間前のこと。

家族で食卓を囲んで雑談しているときに、うちのムスコ(5歳)がこう言い放ったのです。

「○○(自分の名前)って、ほんと、おバカだからなぁー」

おいおいおいおいおいっ!

まさか自分の息子から、このセリフが出るとは。しかもまだ5歳なのに(泣)

とりえず「自分の事をバカなんて言っちゃダメだよ」みたいなテキトーなアドバイスしかできませんでした。

これがきっかけで、僕は改めて「オレバカ」問題を深く考えてみることにしたのです。

なぜムスコはたった5歳なのにオレバカを発したのか?

考えて考えて思い当たったのは、子どもの「自己顕示欲」

小さい子どもって基本的に自分のことを見て欲しい生き物なんですよね。だから、日常的に「見て見て!」アピールをやってきます。

うちのムスコの「僕っておバカだから」発言も、つまり「おバカな僕を見て見て!」という意味だと解釈すると、なんだか合点がいきました。

これ、そのまま大人の「オレバカ」に置き換えても、全く同じことが言えます。

「オレ、バカだからさぁ〜」は自己顕示。

うん、たしかにそういう感じはありますよね。

上司が「オレバカ」を言ってきた!

もうひとつ、昔あった「オレバカ」のエピソードです。

以前つとめてた会社の上司に、数字がゴチャゴチャ込み入った、とある資料を送ったときのこと。

メールを送ってしばらくしたら、机の電話が鳴りました。

「あ、けーけーくん。さっきはメールどうもね。あのさ、俺バカだからさぁ、ちょっとあの資料で意味わかんないところあってー・・・」

はい出ました。ここにも「オレバカ」発生です。

こういう場合の「オレバカ」は、どちらかと言うと自分を低く見せるための「オレバカ」。

言ってみれば自己卑下系の「オレバカ」ですよね。

じつはこれを言われたとき、一周まわって「え?これって遠回しに『もっとお前判りやすい資料つくれよ』って意味なのかな?」などと勘ぐってしまったのですが、言いたいことはズバっと言う系の上司だったので、本当に数字の読み解き方がわからなかったんだと思います。

(ちなみに当時の職場はわりとフラットな上下関係なので、上司と部下といっても、やりとりは普段からこんな感じ)

この手の自己卑下系の「オレバカ」は結構スタンダードに存在していて、心理学的にはセルフ・ハンディキャッピング、と言うらしいですね。

自らにハンディキャップを課すことで、たとえ失敗した時でも他のせいであると言い訳ができるようにして自尊心を守る。成功した時はハンディキャップがあるのに成功したと自己の評価をより高められる予防線を張る防御的な行為である。
引用:wikipedia

ただこの今回の上司の場合は、実際に自己卑下しているというより、部下の自分に対して「あえて自分を開示して、一段低いところから聞いてきてくれた」優しさだったと思ってます。

ということで「オレバカ」には2タイプが存在

ここまで考えてみて判ったこと。

・ 自己顕示系のオレバカ
・ 自己卑下系のオレバカ

「オレ(私)、バカだからさぁー」はこの2パターンに分けられる。

ただし、もっと突き詰めていくと、自己卑下系は自己顕示系に内包されているというか、「自分の存在を認めて欲しい」というベースは同じで、それがただ形を変えて自己卑下になったり自己顕示になったりしてる感もありますね。

とにかくこの2つのパターンの「オレバカ」。僕はなぜ「オレバカ」に不快感を覚えるのか、もう少しだけ探ってみたいと思います。

自己顕示系の「オレバカ」に漂うハラスメント感

自己顕示系の「オレバカ」に漂っているのは、強要の空気です。

だって「オレ、バカだからさぁー」の後に、やっちまった系のエピソードを盛り込んでくるじゃないですか。笑いを取ろうとするじゃないですか。

もちろん子どもの自己顕示欲くらいだったら微笑ましいだけですよ。

でも大人のオレバカから滲み出る、「おもろいこと言ったるで〜」感は食えない。圧倒的に食えないです。

「オレ、バカだからさぁー(ホレ、今から笑えるエピソード言うぞぉ)・・・飲み屋で隣に座った知らない奴の分まで気づいたら払っちゃっててさぁー(笑え!笑え!)」

いや、その話のマクラに「オレ、バカだからさぁー」要らなくない?

普通に「昨日飲み過ぎて調子に乗ってさ・・・」でよくない?

そんなマクラだったら「アベ、総理だからさぁー」とか「ワカ、タカ(兄弟)だからさぁー」とか「ギガ、テラだからさぁー」とかなんでもいいよバカモン。

というわけで、”やっちまった系”エピソードの手前に置かれる自己顕示系の「オレバカ」を見かけたら、僕は心の中で「バカハラ」と呼んでます。

なんでもかんでもハラスメントと騒ぎ立てる風潮はキライですが、めっちゃ語感がいいので気にせず騒ぎ立てます。

自己卑下系の「オレバカ」から受ける逆マウント感

さてもう一つ、自己卑下系の「オレバカ」について。

どちらかというと僕自身が自分に自信ない側の人間なので、自己卑下、つまり自分を低く見積もって、自分のプライドを守らなきゃいけない豆腐メンタルな人のことをやんや言いたくはないのですが・・・

自己卑下系の「オレバカ」から受け取る逆マウンティング感は公害

だってそうじゃないですか。こっちは普通に対等に向き合いたいのに、「オレ、バカだからさぁ」って言われたら「あなたと向き合うつもりはありません」とシャットダウンされてる感じが凄くて無駄に寂しいじゃないですか。

マウンティング
動物が自己の優位性を示すため、相手に馬乗りになること。

頼んでもないのに知らないうちに相手の上に乗らされてる感、あるいは雛人形でいっしょに下人の役やってたと思ってたのに、勝手に一段上におかれてた、みたいな感じ。

逆マウンティングされると、僕のような人間は「実は自分は裸の王様なんじゃないか?」って心配になるんですよ。こっちだって自信ないんだよ。やめてください。

まとめ

最後まで読んで頂きありがとうございました。

もう一度まとめると

  • オレバカには「自己顕示系」と「自己卑下系」の2タイプある
  • 自己顕示系「オレバカ」に漂うハラスメント感
  • 自己卑下系「オレバカ」から受ける逆マウンティング感

「オレ(私)、バカだからさぁー」と言われてイラっとしてしまう理由を、“ハラスメント”“マウンティング”という便利な現代用語で片付けてしまいましたね。

すいません。

オレ、バカだからさぁ・・・
 
 
 
 

と、オチっぽく終わるのはあまりにもダサいため、最後にお願いです。

「オレ、バカだからさぁ・・・」が口癖になっている皆さん、この記事を読んで思い当たるところがあれば、どうかご参考になさってください。

僕のような気味の悪い人間が、あなたの周りで「バカハラ」だ「逆マウンティング」だと騒ぎ立てているかもしれません。

もし、どうしても口に出したくなったら、このように言い換える事をオススメします。

「オレ、バカ野郎だからさぁ」

“野郎”をつけるだけで、なぜか「真空管で聴く小林旭」あるいは「恋に鈍感な先輩感」みたいな類の暖かさが少しだけ出てきます。

ちょっとはマシになると思うので、ぜひお試し下さい。

けーけー
現場からは以上です!

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