はろー!雑草ブロガーのけーけーです。
2018年の夏にブログを始めてから、この3月で8ヶ月目となりました。
せっかく年度末なので、ここまで8ヶ月ブログを続けて、僕の身にどんな変化が起きたか?を一旦まとめてみようと思います。
特に専門分野もない、超普通のサラリーマンがブログを立ち上げると、どんなことが変わるのか?良い方向?それとも悪い方向?
これからブログやってみようかな、と思っている方の参考になれば幸いです。
えーっと、最初に断っておきます。「ブログ収益が本業の収入を超えた」とか「Twitterで1,000人以上のフォロワーと繋がりが出来た」みたいな派手な話は出て来ません(汗)。
あくまでも「自分の内側」に生じる変化、がメインテーマです。
- 普通のサラリーマンがブログをやったら何が変わるか?を知りたい人
ブログを8ヶ月続けたら「暮らし」が面白くなった
ブログを始めてから、まずは日々の暮らしが面白くなりました。
といっても何か特別な出来事が起きたわけではありません。
何気なく使っているサービス、家族で出かけた公園、コンビニで見かけた雑誌・・・
ブログをやっていなかったらなんとなくスルーしていた小さな事も、ブログのネタとして捉えると深掘りしたくなり、面白く思えてくるのです。
不思議ですねぇ〜。
例えばこないだこんな記事(免許センター)を書きました↓

以前なら、日々のありふれた雑事の1つとして「免許の更新か…ダルっ!」で終わってたはず。
ですが、雑草ブロガーになってからは違います。
「免許センターって昼飯食うとこあるのかな?」「銀行のATMあるかな?」…自分が感じた疑問がそのまま記事になるので、それを確認する必要が出てくるんですよね。
そうすると免許を更新しに行く、という時間の持つ意味が、ただのタスクから目標を持ったミッションに変化します。
そのほかにもこんな記事↓

LINE Payの”くじびき”が出来るキャンペーン。「これってどれくらいの還元率になってんのかな?」って疑問に思ったので、くじびきの結果をまとめて記事にしてみました。
やったことは、ただ自分が体験したクジの当たり外れをまとめて、キャンペーンの概要をリサーチし、なるべくわかりやすいように文字にしただけ。
ちなみにこういった記事って、普通はgoogleの検索結果に上がってくるのに2,3ヶ月かかるんですが、この記事はタイムリーなネタだったからか反応が早く、アップした翌日からすぐ1日100回(=100PageView)くらい読んで頂いてます。
つまり特別な経験じゃなくて、こんなちょっとしたことでいいんです。
「あなたが経験したことは、きっと誰かが知りたい情報である」
個人ブログの意義についてよくこんな風に言われますが、まさにそれ。
自分の経験をコンテンツ化する、という意識でいると、日々のちょっとした事でも面白くなってくるんじゃないかなぁと。
ブログを8ヶ月続けたら気持ちに余裕が出てきた
2番目に感じている変化がこれです。
ブログを続けていたら、なんというか自信というか余裕みたいなものがついてきました。
普段の生活で嫌なことがあったとしても「俺にはブログがあるぜ」っていう感じ。
どうしてそう思えるかというと、ブログが自分の力でコントロールできる領域だから。
たとえば会社の仕事って良くも悪くもチームプレイですよね。それに故に組織の力学に個人の思いが曲げられてしまう場面もあります。
それに対してブログは基本的に何を書いても自由ですし、完全に個人で作り上げて行く世界。
もちろん「アクセスが伸びない」とか「文章が上手くまとまらない」といった苦悩もそれなりに生まれます。
ですがサラリーマンブロガーの場合は、生きるか死ぬかの問題までにはならないので、苦悩も逆に楽しんで取り組む事ができるんです。
心理学の分野では「自己コントロール感が高まるほど幸福感も高まる」という研究結果(Langer & Rodin 1976)が報告されています。
自分の思った通りにテーマや言葉を選んで、世界を作ることができるブログは、自己コントロール感と幸福度を高めて、普段の生活にもプラスの影響があると感じます。
さらにそこに、アドセンスやアフィリエイトからちょっとした収益が上がってきた日にゃぁ・・・承認欲求も満たされちゃうわけです。
ブログを8ヶ月続けたら考えをまとめるスピードが上がった
ブログをやっていると、本業の仕事のスキルにも良い影響がある。これは断言できます!
具体的には、まとめる力と伝える力です。
まとめる力の面でいうと、べつに頭が良くなるわけではなく(笑)、まとめるための手段・手法のバリエーションが必然的に増えて、結果的にスピードが上がるという感じ。
伝える力の部分でいえば、ずばり文章力です。たとえば係り受けの順序を変えたら文章がわかりやすくなるとか、不必要な情報を徹底的に削ることで伝えたいことを明確にするとか、そのままサラリーマンスキルに転用できる武器になります。
記事を更新していれば、そういったスキルは自然と上がりますし、間違いなく一定のレベルまでに行けます。
ちなみに僕が考えをまとめるときに使っているのは、マンダラートという発想手法を応用したもの。
A4の紙に9つのマス目を書いて、真ん中に主題を書き込み、関連する言葉を外側のマスに書いて外側に広げていくという発想法です。
ブログの記事の構成を練るためにやり始めたんですが、今では課題を掘り下げたり、報告書の構成を考えたりするのに本業でもガンガン使ってます。
繰り返しますが、サラリーマン的スキルの強化にブログは良い影響しか与えません!
ブログを8ヶ月続けたらお酒の量が減った
急にスケールがちっちゃくなった気がしますが・・・ブログを更新し始めてから酒量が減りました。
何故かというと、単純に「今日もブログ更新しなきゃ」と思うと酒を飲む気にならないんですよ。
家での晩酌はもちろん、外に飲みに行きたいなぁーという気持ちもだいぶ減りました。
そんなことやってるくらいなら記事を書きたいし、本を読んだりして情報をインプットしたい!と思うようになりました。
我ながら意識高い(笑)
健康にも良いし、節約にもなる。良い事ばかりですね。
ブログを8ヶ月続けたら本の読み方が変わった
最初に書いた通り、ブログを始めてから好奇心が強くなりました。
好奇心が強くなって興味がある事が増えると、色々な情報を仕入れたくなります。
そのために必要なのはやっぱり読書。
子供の頃から読書が好きな方でしたが、ブログを始めてからはさらに沢山の本を読みたい願望が爆発してます。
本はブログのヒントの宝庫ですし。
ただし同時に気付かされたことがあります。
それは「これまでのように”ただ本を読んで終わり”では、ぜんぜんアウトプットに結びつけられない」ということ。
目で文字を追って、その場では理解したつもりでも、改めて自分の言葉で説明しようとすると、全然モノになってない。
これはブログを書いてみて改めて実感したことで、黙読するだけじゃ頭に入らないんだなってことを実感しました。
せっかく時間をかけて読書したのに、もったいない。
そこで僕は本を読み終わったあとに、読書録をつけるようにしています。
読書録にも色々なやり方がありますが、僕は「本のまとめをつくる」というスタンスで本の概要をまとめるやり方を実践中。
本を1冊読み終わる毎に、著者が言いたかったであろうことを、ノート1ページにまとめる感じです。
あとは「気に入った一節があれば、丸々かき写す」こと。これはどちらかというと、文法や判りやすい文章を身体に覚え込ませるためにやっています。
なんか写経みたいですけど(笑)。
さいごに
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ある程度ブログに本気で取り組むと、何かしらの変化が必ず起こります。
僕の場合は
- 好奇心が強くなって毎日が面白く感じる
- ブログという拠り所があるので、気持ちに余裕が出る
- ブログの記事を書き続けることで、本業のスキルも上がる
- クリアな頭で記事を書きたいから、お酒の量が減る
- 読んだ本の内容を身につけたくなって、読書録をつけるようになる
こんな変化が起きました。
最近は働き方改革の影響で「サラリーマンの副業としてのブログ」に興味がある人が増えてるそうです。
僕も出発点は同じですが、実際にやってみると、金銭的なメリット以外の価値もあるんだと感じています。
もちろんブログで収益が生まれて収入の複層化ができたら・・・と今でも目標にはしていますが、それだけじゃないよってことを伝えたくて、今回の記事を書いてみました。
このブログの理念である「暮らしの中にあるモノコトを面白がる」「編集力で読みやすいコンテンツに昇華する」「誰かの役に立つ価値を持つ」が実現できるように、これからも取り組んでいこうと改めて思った次第。

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