はろー!けーけー(@comocci)です。
メルカリやエアビーを筆頭に、個人間のマッチングサービスが存在感を高めている今日この頃。
そんな中で、個人間カーシェアサービスのAnyca(エニカ)が気になっている人も多いかと思います。
ただし、従来にないサービス、さらに車というデリケートなアイテムなので、初めての利用は尻込みしちゃいますよね。
先日は「カーシェアで借りた車を転売した」というトンデモなニュースもありましたし・・・
- とにかく安いレンタカーを探している
- Anyca(エニカ)の利用の流れを知りたい
- 初めてのAnyca(エニカ)の利用で気をつける事を知りたい
個人間カーシェアサービスAnyca(エニカ)を利用した感想
Anycaを利用した感想は・・・

の一言に尽きます。
思い切ってチャレンジしてみて本当に良かったです。オーナーさんもフツーに良い人でした。
初めての利用ってことでいろいろ不安はありましたが、一度使ってみたらハードルはぐっと下がりました。
きっとまたリピート利用すると思うし、ビギナーのくせにすでに友人に偉そうに勧めている僕です!






これを読んでいるあなたも、レンタカーを借りる前に一度Anycaでご近所を検索してみる事をオススメします。
Anycca(エニカ)って何?
すでにある程度の仕組みをご存知かもしれませんが、改めて簡単にAnycaのサービスの概要をまとめておきますね。
Anycaとは、個人間のカーシェアマッチングサービス。運営元は横浜ベイスターズでおなじみのDeNAです。ちなみにDeNAが運営するタクベルも便利なサービスですよー!


Anycaは車を貸したい一般の人と借りたい人を、アプリを使って繋ぎます。それぞれの立場を分けて説明すると、大きく以下の3つになります。
- 運営する人「Anyca運営(DeNA)」
アプリの提供、契約の仲介、保険の代理店、(法律で可能な範囲での)トラブル対応 - 借りる人「ドライバー」
お金を払って車を借りる、短期間の自動車保険に加入する - 貸す人「オーナー」
車を貸して収入を得る
基本的にはオーナーとドライバーの2者がAnycaを通して契約を結び、その間をAnyca運営、場合によっては保険会社が取り持つ、という形ですね。
僕がAnycaを利用したきっかけ
今回僕がAnycaを利用することになったきっかけは、Twitterで見かけた広告ツイートでした。
ふだんは4人乗りの軽自動車に乗っている僕ですが、田舎から両親が出て来ることになり7人以上乗れるレンタカーを探してたんです。
ただ、このクラスを一般的なレンタカー屋で数日借りると、2〜3万の出費は必要。
なのでなるべく安く、というか・・・



なので、少しでも安く車を借りられないかと、淡い期待を抱いてAnycaをインストールしてみたというわけです。
今振り返ると、この選択は大正解でしたね!
Anycaを使って良かったところ
Anycaの良いところの一つに、借りられる車の選択肢が多いという点が挙げられます。
実際に登録してみるまでは



とタカをくくってたんですが、自宅周辺でオーナーを検索してみると、出るわ出るわ期待を裏切るかなりの数が登録されてる。



貴殿が時代の波に乗り遅れてるだけ



気になる人は一度登録して、自宅周辺を検索してみると良いですよ。
行楽シーズンでもレンタカーより探しやすい
僕がAnycaを利用したのは2018年11月中旬。ちょうど行楽シーズンなので、レンタカー屋は予約でけっこう埋まってました。
しかしAnycaを使って車を探すと、直近1週間でも複数の空きがあり、場合によっては「明日でもオッケーです」みたいなオーナーさんもいて、選択肢は多かったです。
ただし、あくまでもオーナーさんは一般人。仕事の合間を縫ってメッセージをやり取りする方もいるため、問い合わせには余裕を持つべし!です。
今回はオーナーさんのレスポンスが早かった
ちなみに僕が利用した車(トヨタのエスティマ)のオーナーさんは、こちらからの問い合わせに対するレスが早かった。
利用するオーナーさんを決めるにあたって、ここも重要な判断ポイントでした。
やっぱり予定がなかなか決められないのって悶々としますし、こちらが疑問に思ったことにサクサク答えてくれた方が信頼感がありますよね?
逆に僕の方もなるべく早めのレスを心がけました。オーナーさんも貸す人を選べるのがAnycaです。
ドライバーとして初めて利用する場合は自分に対する他者からの評価レビューがないので、「こいつは貸しても大丈夫そうだな」と思ってもらえるやりとりを特に心掛けた方が良いと思います。
事前に書かれていた状態より実物が全然良かった
僕が利用させて頂いたオーナーさんの車の説明欄には「年式相応の外観なので期待しないで」みたいな事が書いてあったんですね。
僕としては家族で移動するだけに乗る車なので、ボロくても全然オッケーだと思ってましたし、なにしろ価格が割安です。
だってトヨタのエスティマで1日4,000円ですよ!?普通のレンタカーならこの倍は確実にするでしょう。
しかし実際に待ち合わせ場所に来た車を確認すると、予想していた10倍、いや15倍くらいの状態の良さ。
少なくともニコニコレンタカーとかの中古車を使った激安レンタカーには負けないレベル。
この点も、Anycaへの好感度が上がったポイントです。



Anycaはアプリがしっかりしてるので利用の手順が分かりやすい
実際にAnycaを利用するまでの流れをざっと説明すると以下の通りです。
- ユーザー登録をする
15分くらいかかります。免許証やクレジットカードが必要 - 借りたい車を物色
自宅周辺、定員数などの条件で検索できます - オーナーさんにメッセージを送る
いきなり予約を入れるのではなく、まずは問い合わせメッセージを送ることをオススメします - 予約リクエストを送って承諾してもらう
ここで相手が承認したら予約完了です。保険の手続きなどもこの時点で行います - 待ち合わせ場所で車を受け取る
対面で受け渡します。最も緊張した瞬間 - 車を返却する
ガソリン満タン返しが基本なので、スタンドに立ち寄ることをお忘れなく - レビューを投稿する
オーナーさんの感想を必ず書きます(重要)
一見するとやることが多そうに見えますが、さすがDeNAというべきか、アプリの作りはユーザー目線でかなり分かりやすいです。
初めて利用する場合でも、迷わずに予約まで辿り着くことができるはずです。
利用する前に感じていた疑問
どの程度個人情報を晒すの?
結構晒します。というか晒しておいた方が良いと思います。自己紹介欄で顔写真とプロフィールを入れるのですが、ここが「信頼できそう」だと思ってもらうための重要なポイントです。
顔写真があるのと無いのとでは、印象に雲泥の差がありますよね。アップで写ってなくても良いので、雰囲気が伝わる写真にした方がベスト。
プロフィールには年代、居住地域、利用の動機。くらいは書いておいた方が良さそうです。僕は子供と一緒に写ってる写真で怪しさ(笑)を消しつつ、「普段は軽を運転、家族旅行で大きな車を使いたくて登録」と目的をはっきり書いておきました。
実際にオーナーさんと利用の契約を結んだ後は、本名と住所がお互い開示されます。また、車の受け渡しの際にはお互いに免許証を確認し合います。
信用の担保は?
ユーザー登録の際には、電話番号、免許証番号、クレジットカードを使った承認手続きがあります。
免許証については番号を入れるだけではなく、その免許証と自分の顔を一緒に写真に写して提出します。
あくまでも、これらの情報はAnycaの運営に出すものなので、車を借りる相手に直接晒されるものでは無いです。
事故のときはどうなるの?
基本的に保険に加入するので、ドライバーとしての責任はそちらでカバーします。車両保険も入ってるので、オーナーさんに対する補償もカバーされますが、10万円までは自己負担となる内容なので、万が一の時には修理代金の一部を負担する必要があります。
保険内容について詳しくは公式サイトに説明があります。またgoogleなどで検索すると、実際にトラブルが起きた当事者の方のブログなども読めるので、参考にして下さい。
オーナーってどんな人?
本当に普通の一般人の方がメイン。家族で使っている車を貸している方もいれば、ほぼカーシェア専用にしてる?と思われる状況で本格的に運用されている方など、プロフィールや説明文を読めばある程度理解できます。
僕がお借りしたオーナーさんも、同年代の一般の方でした。オーナーさん側もプロフィールで情報を開示してるので、それを読んで信頼できそうな人にリクエストを送るのが基本です。
対面のやりとりってどんな感じ?
僕の場合はJRの駅前でオーナーさんが待っていてくれたので、直前までアプリのメッセージ欄でやりとりして居場所を確認しながら合流。


こんな感じでチャット風にやりとりします
「どうもー」という感じで挨拶したら、さっそく車の傷を確認。アプリを使ってお互いの免許証の確認をしてゴー!という感じなので10分もかかってません。
レンタカー屋で借りるよりよっぽどサクっと終わりました。特に交流が義務付けられているわけではないので、世間話をする必要はないですが「綺麗な車ですね」くらいは言いました(笑)。
Anycaの利用で気になったところ
基本的にはサクサク気持ちよく利用できたAnycaですが、少し引っかかった点もあります。
メッセージを無視された
今回お借りしたオーナーさん以外に、2名ほどメッセージを送ったのですが、そのうち1名から無視されました。
しばらくしてその方は無言のまま車を未公開にしていたので、貸せる状況じゃないのに未公開にするのを忘れてたんじゃないかと推測してます。



他のオーナーさんとは即レスで気持ち良いやり取りができたので、萎えた気持ちは復活したものの、気分の悪い出来事でした。
気になる金額は?
ここまで読んで頂いてありがとうございます。
最後に気になる金額の内訳を載せておきますね。どーん!


トヨタのエスティマを3日間かりたときの利用料
今回は初めての利用でクーポンが使えたので、2,500円引きになってます。
格安レンタカーとの比較
某格安レンタカーと値段を比較してみました。今回借りたのはトヨタのエスティマなので、同じサイズのクラスとの比較です。
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Anycaの利用料金で注意すること
Anycaは表示されている利用料の他に、契約料と保険料が必ずかかります。
契約料・・・1回の利用あたり100円
保険料・・・1日あたり1,800円。運転手を追加する場合は+900円。
例えば3日間利用する場合は
契約料が100円、保険料が5,400円(1,800×3)の合計5,500円が加算されるということになります。
利用料の単位は?
Anycaの利用は24時間単位が基本。
つまり20時間だと1日分、25時間だと2日分の料金ということですね。
また個人間のやり取りが基本なので、オーナーさんによっては多少の時間の前後については相談にのって頂けるようです。
上記の例は10月10日の10時に借りて、10月12日の12時に返却する場合です。返却するのは日数的には2日後ですが、48時間を超えているので、利用料と保険料は3日分ということになります。
ちょっとややこしいですが、お分り頂けたでしょうか?
Anyca(エニカ)を初めて利用した感想まとめ
- 思った以上にオーナー登録されている車が多く、レンタカーが混んでる時期でも選択肢が多い
- レンタカーよりかなり安く借りることができる
- アプリに従って対応すれば使い方に迷うことはない
- 写真、プロフィールでの自己紹介はしっかりしておく
- いきなり予約リクエストするのではなくオーナーさんと事前のやりとりをして判断する
- 保険料、利用単位の仕組みについて理解しておく



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